USCPAとは?

USCPAとはUnited States Certified Public Accountant(アメリカ公認会計士)の略です。「なんで日本人やのにアメリカの資格を取んねん?」というツッコミは当然あるでしょう。確かに日本にいるのに、アメリカの資格を取るのはある意味おかしいです。

私の拙い知識で、会計基準の世界の現状を述べます。グローバル化が叫ばれて久しくなりました。「グローバルって何やねん?」ここが難しいですね。私は学者じゃないので、細かい定義は書けません。私は次のように考えています。「会計基準のグローバル化とは、国が違ってもある程度統一した計算方法を作る」以前からこんな考え方はあったみたいで、1973年に国際会計基準委員会が設立されています。国際会計基準(International Accounting Standard)という言葉を聞かれたことがあると思います。

日本も数年前から導入を始めました。というよりかは、導入せざるを得ませんでした。山一證券の破綻を覚えていますか?巨額の簿外債務(財務諸表にない負債)で潰れましたね。以前から日本の会計基準は世界から信用されていませんでしたが、山一の件で駄目押しになってしまいました。


アメリカで1993年の3月期に、次のような日本の都銀の英文決算報告書が提出されました。

××, a Japanese corporation, maintains its records and preparations financial statements in Japanese yen in accordance with the provisions set forth in the Japanese Commercial Code and the Securities and Exchange Law and in conformity with accounting principles generally accepted in Japan,which are different from the accounting and disclosure requirements of International Accounting Standards. The accompanying consolidated financial statements that are prepared for Japanese domestic purposes, in accordance filed with the Ministry of Finance of Japan. …

(日本企業である××は、日本で一般に認められた会計基準である商法、証券取引法に基づき、日本円で財務諸表を作成した。しかし日本の基準は、国際会計基準が求める会計および内容の開示とは異なる。日本の証券取引法と金融庁の方針に従った、付随する連結財務諸表は、日本でしか通用しない。)

要するに、「日本の会計なんか信用できんよ」ということです。
この頃から日本で本格的にIASの導入が始まりました。

小難しく、評論家みたいなことを書いてしまいました。
なんでこんな前置きが長くなったかというと、IASなしにUSCPAは言えないからです。

IASは、ほぼ全世界で導入される方向になっています。
そのIASに一番影響力を与えているのは言わずと知れたアメリカです。
アメリカの基準が最高とは思えませんが、世界に影響力を与えているのは事実です。

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