
おじさんにとってのIT
| 私はそもそもITっていう表現が嫌いです。日本語では何かにつけITといいますが、ほぼ例外なく外国ではこんなに連呼はされません。ネットの技術者で、ITという言葉を使う人はあまり見たことがありません。学生の頃、底抜けのアホがいました。理系の学生のくせに私に「ITって何?」と寝言をほざきました。そいつは現在、SEをやっています… 10代20代にとってPCは日常で溢れたもので、違和感を持つ人ははとんどいません。逆に違和感を持って、おっさんみたいな拒絶をすれば職はまずないでしょう。今では大学生の9割以上が携帯を所持しています。 30代は結構境目ですね。20代ほど自然には吸収できませんが、できないというのは恥ずかしい年齢です。でも30代の方は、学校などでPCをそんなには触っていないはずです。触ってもDOS-Vなどでしょうね。時間が20代の2倍かかっても、習得しないとあかん年齢です。ある意味つらい。PC触れないですと言うのは、恥ずかしい世代。私の感触では、自宅でもメールなどをするのが比較的多い層。 40代からは拒絶が入ります。「機械なんか信用できへん」という訳の分からないことを言う人も多い年代です。この年代は、PCを吸収するのに20代の5倍はかかります。PCを始めたきっかけは、仕事で嫌々だったのが多いでしょう。社内文書が電子化になったとすると、「そんなん知らん」と言っても、会社の方針ですから無視できませんね。世代間で、PCに関しては一番酷な世代。始めた年齢が結構高い上に、50代みたいに全くできませんとは言えません。自宅でメールをやるのは、30代と比べてかなり減るでしょうね。 50代以降は、できませんでも周りが黙認する世代です。でも50代ならちょっと辛いかな?ワープロができても、PCができないという私からすると意外な人が結構多いです。人間性もかなり凝り固まっているので、そもそも新しいことを受け入れること自体を拒否するのが多いですね。あまり強くすると自分を否定されたと考え、逆ギレされます。 では、なんで世代でこんなにちゃうんでしょうか?私なりの考えを書きます。 「笑点」をご存知ですか?特に大喜利のコーナー。あれは完全に左脳的発想ですね。左脳は直感ではなくて、論理的に計算して客観的に考えます。つまり、順序だててるんです。1・2・3・4・5という感じです。逆に右脳は、直感とかを活用して、音楽や絵画などの芸術を創作するのに活用します。順序だてるのは別にどうでもよく、1・2・5というように、理解できない人には理解できません。 簡単に言いますと、中年の人たちが小さな頃は、こうやから面白いというような左脳的笑いしかありませんでした。今みたいに、分かる奴だけ笑えばいいという右脳的な発想はありません。ことあるごとにおじさんたちは、物事の原理を知りたがります。確かに原理を知るのは大事ですが、理解しないと先には進めないというのは問題です。私の周りでこんな人は多いです。逆に若年層は、物事を深く追求しなさ過ぎですね。 私が1番言いたいのは、所詮PCなんて箱です。活用したかったらいくらでもできるし、やる気がなかったらいつまでもできへん。PCごときで拒否していたら、ますます若い世代との距離が広がりますよ。今のPCなんて誰でも使えます。吸収する意思さえあれば。 フリーエッセイの目次へ |